ダイキンAJT40ZCP（2022）フィルター自動お掃除機能付きエアコンクリーニング

ダイキンの2022年製のフィルターお掃除機能付きエアコンをお掃除させていただきました。

型番はAJT40ZCP（2022）です。「AJT」は通販会社「ジャパネットタカタ」が販売しているダイキンエアコンのモデル名です。ベースモデルはダイキン「AN22ZCS」で、「抗ウィルスフィルター」などジャパネットの方には無い機能もありますが、基本がほぼ同じ。コンパクトでシンプルな機能が特徴です。

分解の前にリモコンをお借りして、動作確認を行います。必ず、リモコンをご用意くださいね。

動作確認を行いましたら、パーツを外していきます。写真は全面パネルを外しいたところです。

大きな枠組みを外しますと、裏側にフィルターを回すギアが付いています。通常のお掃除エアコンですと、フィルターを掃除するための機械が独立して付いています。ですが、このダイキンのCシリーズは、大きなパーツの一部にお掃除機能が付いているという画期的な設計になっています。

大きなパーツを外すと「熱交換器（アルミフィン）」部分が出てきました。風の出てくる吹き出し口と共に、ここもよく洗浄していきましょう。

エアコン本体の洗浄には「高圧洗浄機」という機械を使います。この高圧洗浄機はお風呂場の横の洗面所に設置させていただきます。
大量の水を汲み上げて使いますが、ホースを水栓に直接つなげるような事はなく、バケツに溜めた水に給水ポンプを入れて使います。

洗浄はエアコン本体に、エアコンクリーニング用のカバーを掛けて、その中で行います。
流れとしましては、高圧洗浄機を使って洗剤をアルミフィン、吹き出し口部分に散布し、時間を置いて、今度は水に切り替えて洗剤で浮いた汚れを流していきます。
写真はアルミフィン部分への散布の様子です。

次に、風が送られてくる「吹き出し口」部分を洗浄していきます。
ここは冷たい冷気が当たる箇所で、結露しやすく、ホコリとカビで覆われます。
しっかりと洗い流していきましょう。

本体とは別に外したパーツは水場をお借りして洗浄します。（水の使えないパーツは手拭きします）
綺麗にしたパーツを分解とは逆工程で戻していき、最後にリモコンで動作確認を行います。
正常な動作を確認できましたら作業は終了となります。

洗浄後に出てきた汚水です。この汚れは主に、風の吹き出し口部分、ファンに付いている汚れです。
これだけの汚れのついたファンからの風を浴びていたかと思うと、ぞっとしますね。。。