パナソニックCS-X560D2（2020）お掃除機能付きエアコンクリーニング

パナソニックのお掃除機能付きエアコンをお掃除させていただきました。「エオリア」Xシリーズです。

品番は「CS-X560D2」（2020年製）となります。こちらの「品番」はお申し込みの際に必ず確認させていただいております。 エアコン本体の下部に必ず記載がありますので、お知らせくだい。

まずはリモコンをお借りして動作確認を行います。ご依頼される場合は、作業当日にご準備をお願いいたします。

動作確認を行いましたら、早速パーツを外し分解をしていきます。

外から見えるパーツを外したら、中にある「お掃除ユニット」を外し始めます。今回の機種はエアコンの上部が狭く、 外すのに苦労しました。エアコンを使う上では問題なくても、エアコンクリーニングをするために分解するのに、 隙間が狭く対応ができないケールが多々あります。
特に一戸建ての方にそのケースが多く見られます。日本の建築ですとエアコンを取り付けられる場所が限られているため、 仕方がないことと言え、 これが「お掃除機能」の付いていないシンプルなエアコンであれば、取り扱えることもあるので、エアコン選びには慎重にならないといけません。

お掃除ユニットが外れました。自動でフィルターの掃除を行う機械である「お掃除ユニット」は水を使えないため、掃除機やハケ、 手拭きできれいにします。その他の外装パーツにつきましては、お風呂場の洗い場をお借りして、丸洗いしていきます。

パーツを外した本体です、銀色の金属部分「アルミフィン」は熱交換器と呼ばれ、この部分が熱くなったり冷えたりして、 取り込んだ空気を温めたり冷やす、エアコンにとっての要部分です。ここまでになりましたら、本体の洗浄を行います。

洗浄作業に欠かせない「高圧洗浄機」という機械を、お風呂場の隣の「洗面スペース」に設置させていただきます。
大量の水を汲み上げて使いますが、ホースを水栓に直接つなげるような事はなく、バケツに溜めた水に給水ポンプを入れて使います。

洗浄は本体に「エアコンクリーニング用のカバー」を掛けて、その中で洗浄していきます。
まずは、熱交換器と呼ばれる本体上側のアルミフィンの部分を洗浄していきます。
先に「洗剤」を高圧洗浄機でなるべく細く、奥まで当てるようにして、その後水に切り替えて洗剤を流していきます。

次に、風が送られてくる「吹き出し口」部分を洗浄していきます。
ここは夏場は冷たい冷気が当たる箇所で、結露しやすく、ホコリとカビで覆われます。
しっかりと洗い流していきましょう。

うっすらと吹き出し口、ファンについていたホコリも、スッキリと落ちてきれいになりました。

洗浄後の汚水です。この汚れのほとんどは、吹き出し口の部分のものになります。

きれいになったパーツを本体に戻します。ホコリやカビが取れて、パーツもきれいになりました！

全て組戻しましたら、動作確認を行います。正しく動いていることが確認できましたら、暖房をつけて中を乾燥させます。 10分ほど、乾燥させましたら、作業は終了となります。